特注品包丁のご紹介

子の日はこれまで和包丁、洋包丁ともに数多くの包丁を開発・製作してまいりました。
今では10種類以上のシリーズに加え、特注品のカスタムステンレス包丁も展開しております。

今回はその中でも自社で世界中から鋼材を選び抜き、研究を重ねた末に製品化を実現させた「特注品包丁」の各シリーズを性能表(当社比)を交えながらご紹介いたします。


 「榊(さかき)」

【参考価格】柳 300mmの場合: 240,000円(税抜)~

*本鍛造ステンレス本焼
*ソリッド構造
*職人技によるハガネのような切れ味が特徴

特別な切れ味性能を持つステンレス鋼を、更に鍛造によって鍛え上げました。
ほぼ全ての工程が、熟練された職人の手仕事によって行われている子の日最高峰のカスタムグレードです。
ハガネの包丁のように、食材への食いつき感が強い刃に仕上げました。

 

「蓮(れん)」

【参考価格】柳 300mmの場合: 260,000円(税抜)~

*本鍛造コアレスダマスカス
*クラッド構造(性能はソリッド構造に近い)
*美しいダマスカス模様が特徴

切れ味の良い2種類の鋼材を何重にも積層して作られたコアレスダマスカス構造」の包丁です。
構造としては「クラッド材(積層材)」ですが、切れる素材のみで構成する事で「ソリッド材(本焼タイプ)」同様の性能を発揮します。
美しいダマスカス模様を持ちつつ、ソリッド材のような素晴らしい性能を持ち合わせたモデルです。
(参考情報:ソリッドとクラッドについて

 

「柊(ひいらぎ)」

【参考価格】柳 300mmの場合: 360,000円(税抜)~

*非鉄金属製の包丁
*総合性能の最高峰
*ソリッド構造
*性能を体感するには研ぎの技量が一定以上必要
 (#8000以上の最終仕上げ推奨)

絶対に錆びない非鉄金属製の包丁です。
素材自体が切れる性質を持っており、特別な切れ味を発揮します。
通常は切れ味の性能を高めると研ぎづらい包丁になるところ、柊は研ぎやすく、従来の包丁の常識を覆す特徴を持ちます。
総合性能での包丁の到達点とも言える作品です。


上記の性能を表す数値は子の日が「自社製品」同士を比較し、独自で定義づけした値です。
5つの項目に沿って定義づけしましたが、実際には単純に評価できない部分も多くあります。
また、ユーザー様の環境、用途、好みやご予算等で、評価は大きく変動いたします。
ご希望に合ったものをお選びいただくサポートもさせていただければと思います。

特注品包丁は受注生産となっております。ご注文の流れをご確認の上、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。